「本焼き包丁」とは

和包丁の製法には一般的に霞(かすみ)と本焼きがあるが、本焼きは刀を作る製法に同じである。無垢の鋼を丹念にたたきあげ、磨き上げて作られた包丁には、使えば使うほどにその切れ味に魅了させられる。刃が硬いだけに、砥ぎ方には細心の注意が必要だが、一度の砥ぎで一週間は切れ味を保つことができる。霞包丁は毎日の砥ぎ直しを要することが普通である。ただし本焼き包丁は長い刃砥ぎの経験を積んだ料理人でなければ扱えない難しさがあり、経験の浅い料理人には勧められない。

堺は大阪の下町で、かつては大阪城の城下町として栄え、刀匠の町として有名でした。敗戦後、武器としての刀の需要が絶えたため、多くの刀匠が料理包丁作りへと転身しましたが、刀作りで磨かれた技は包丁作りにも生かされ、それまでの包丁を超えた切れ味を持つ包丁を産むことになったのです。

18歳の頃に私と堺の包丁職人との付き合いが始まりましたが、それ以来手にする包丁は全て、そこの旧知の包丁職人が手がけたものです。今回、私が教える生徒や現場で頑張っている料理人たちに、この包丁の切れ味の素晴らしさを知って欲しく「道一原」という名を付けて紹介することにしました。

「道一原(どういちげん)」とは

料理人としてどれだけ腕を上げようとも、どれだけ長く料理界で働いていたとしても、食の道は初心を忘れてはいけない、との気持ちを込めて命名しました。

道一原はシェフアンディのオリジナル・ブランドとして限定製作しているため、多数の一括注文には応じきれない場合があります。また申込順に発送を行いますが、在庫切れの場合は製作日数を含めて発送まで1〜2ヶ月程度かかる場合がありますので予めご了解下さい。

道一原はプロの料理人に満足して使って頂けることを願って作られました。最高の状態で使い続けるためには、それなりの経験を必要とします、最低でも1年以上の包丁砥ぎの経験を積んだ料理人にだけお勧めしています。

柄の部分には黒檀を使用しており、非常に硬く独特の感触が伝わる。水や油で濡れた手でもしっかりとしたグリップが得られ安全性に優れている。刃の付け根は水牛の角でできており、水分や魚油に影響されることもない。乾燥による収縮もなく長期間保管しても刃がぐらつくことはない。黒檀と水牛の角は性質が似ており、長期間安心して使い続けられる最良の組み合わせと言える。

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商品名 商品番号 価格
堺 道一原 尺一 (330mm) KD001 US$ 1050.00
堺 道一原 尺 (300mm) KD002 US$ 850.00